そして、この新聞。
この廃集落で私が一番粘着したのが新聞であった。
昭和14年3月9日 戦前の新聞である。
飛行機が爆弾を落とす絵は、軍国主義を彷彿させる。
その爆弾には「守れ」「健康」「栄養報國」と書かれている。
日本は広い。 まだまだこうした場所が残っている。 これからも追い続けたいものである。
日本が時間の流れの中に置いてきた歴史。現代では必要のない空間とその遺物。
しかしそこには、人が居た事を示す物が残っている。その中にリアルに時代を反映させている痕跡がある。そうした現代社会では必要のない物に目を向ける気持ちが、私の心の余裕になっているかもしれない。
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