しかし、ここの一番の見所はやはり貯蔵庫だろう。
1ナノメートルという微細な石灰粉に彩られた真っ白な世界。
廃墟という事を忘れさせる別世界がそこには広がっている。
白いトロッコを誰かがシロッコと言っていた
日本の先端を進んでいた桑名第1工場。
歴史的価値と産業的価値を併せ持つこの工場は、昭和44年の創業停止を境に、豪雪や風雨に晒され続け、現在は崩壊が激しく末期状態にある。
TOP