SGホテル
一時期、昭和を代表される観光地に人が集らなくなって消えていく施設も多い時代があった。
バブル景気で人々は浮かれ、レジャー施設や宿泊施設は乱立した。
しかしバブル崩壊後、乱立した施設は存続ができなくなり今度は廃墟が乱立した。
所謂「バブル廃墟」と呼ばれるものだ。
無駄に豪華な設備や装飾、人の心よりもお金の使い方に重点を置いた建物は、皮肉にも廃墟になってからの方が味が出ている。
廃墟が目立つようになった平成12年辺りから、ネットや雑誌により各媒体で多く取沙汰される様になり、人々はその廃墟の数の多さに驚愕した。
景気低迷中の日本で、こうした廃墟が今後も増え続けるのではないかと懸念の声も多く聞いた。
しかしここ最近、昭和を代表する日本各地の観光地に人が戻り始めている。
100年に一度の大不況と言われながら、なぜこうした現象になっているのか。
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